2019年8月28日午前5時(左)と大雨特別警報発令後の同6時(右)のキキクルの画面。上段は土砂災害、下段は浸水(佐賀地方気象台提供)

 梅雨前線や湿った空気の影響で、佐賀県内は9日から10日にかけて警報級の大雨になる可能性がある。佐賀地方気象台は、洪水や土砂災害からの自主避難の判断に役立ててもらおうと、危険度分布の予測を表示するサイト「キキクル」の活用を呼び掛けている。

 キキクルは気象庁のウェブサイトで公開しており、土砂、浸水、洪水の三つの災害を予測する。危険度を5段階で1キロ四方の網目状に色分けし、地図上にリアルタイムで表示する。1~3時間先の雨量を予測し、10分単位で更新される。

 2019年8月の佐賀豪雨では、大雨特別警報が発表された28日午前5時50分時点で、大町町や白石町、佐賀市、小城市などに浸水の危険度が最も高い「濃い紫」が表示されていた。

 佐賀地方気象台によると、7日からの1週間予報は朝鮮半島にある梅雨前線が次第に南下し、曇りや雨の日が多く、10日ごろにかけて大雨になる恐れがある。同気象台は、危険度が2番目に高い「薄紫」の段階で避難を完了することが重要としており「行政から指示が出る前の自主的な避難に活用してほしい」と呼び掛けている。(松岡蒼大)

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