ポケットには大量の100円玉が入っていた。神埼郡吉野ヶ里町の神社のさい銭箱から現金1200円を盗んだ男性被告(53)。家や職はなく、数年前からさい銭盗を繰り返して生活してきた。

 人付き合いが苦手で、仕事も長く続かない。そんな自分に嫌気が差し「ばちが当たればいい」と神社を狙った犯行を思い立った。吉野ヶ里町だけではなく、鳥栖市や三養基郡上峰町などでも盗み続けた。

 社会復帰した後、盗んだ金額を返すつもりだが、吉野ヶ里町の神社側は「その必要はない」と断った。「その代わりに…」と一つの提案を持ちかけている。「反省の気持ちを込めてお参りに来て」 (判決=懲役10月)

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