養成講座で、学校現場でのがん教育を学ぶ参加者=佐賀市の佐賀商工ビル

 がんの啓発活動を行うNPO法人クレブスサポート(吉野徳親理事長)が、がん教育支援員の養成講座を佐賀市で開いている。3日は佐賀商工ビルで実施し、受講者は学校現場でのがん教育で留意するポイントなどを学んだ。

 この日は佐賀県保健体育課の西村茜指導主事が講師を務めた。支援員が学校で講話をする際、がんを経験した家族がいるなどさまざまな状況に置かれた子どもがいることを考慮する必要性や、学校側と事前に打ち合わせをする大切さを説明した。

 受講した福岡県筑後市の田中恵理子さん(42)は、自身もがんを経験していて、「周囲の人ががんになったらできる範囲でサポートしてほしいことや、がん検診の重要性を子どもたちに伝えたい」と語った。

 県教育委員会は小中高校などのがん教育に取り組んでいて、昨年度は18校に医師やがん教育支援員を派遣した。同NPOでは20人以上の支援員が活躍している。養成講座は7月31日まで計5回開く。(花木芙美)

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