父親みつをの人柄や作品の特徴などについて語る相田みつを美術館の相田一人館長=佐賀新聞社

 「没後30年 相田みつを全貌展~みつをが遺したもの」(7月8日~8月22日・佐賀県立美術館)の開幕を前に、みつをの長男で相田みつを美術館(東京)館長の相田一人さん(65)が5日、佐賀新聞社を訪れた。「習作時代の書、地域活動で手掛けた告知など、多様な展示から父を身近に感じてもらえれば」と来場を呼び掛けた。

 今回の全貌展では、家族のエピソードが詰まったろうけつ染めの風呂敷や、友人に感謝を込めて贈った作品などを初公開。20代の「鄭文公碑(ていぶんこうひ)臨書」からは古典的な書の実力をうかがい知ることができる。中尾清一郎社長と懇談した相田館長は「父の言葉は簡潔だが、何年もかけて練ったもの。詩と書は分業で、詩が出来上がってから筆を執っていた」とエピソードを紹介した。

 相田館長は開幕日の8日から4日間、ギャラリートークで作品の魅力を伝える。8~10日は午前10時からと午後2時から、11日は午前10時からと午後1時からの各日2回で、それぞれ20分程度。聴講無料だが、入場料が必要。

 前売り券の販売は7日まで。一般千円、高大学生600円、小中学生300円。佐賀新聞社、県立博物館などで販売している。問い合わせは佐賀新聞プランニング、電話0952(28)2151(平日午前9時半~午後5時半)。(福本真理)

 相田みつを全貌展の特設サイトはこちら

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