南里隆氏の副知事選任案に全会一致で同意した佐賀県議会=県議会棟

 6月定例県議会は5日、新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ71億9864万円の2021年度一般会計補正予算案など16議案を可決、専決処分1件を承認した。副知事に前県地域交流部長の南里隆氏(61)を選任する議案に全会一致で同意し、閉会した。

 小林万里子副知事(52)が9日付で退任することを受け、南里氏が起用された。南里氏は12日付で就任し、任期は4年。副知事は坂本洋介氏と2人体制を維持する。

 小林氏は文部科学省に復帰する。議場で任期中の経験を振り返り「ここで体験したことは人生の宝物」とあいさつした。

 閉会後、記者団の取材に応じた山口祥義知事は「今議会で可決いただいたものはすぐに執行したい」と新型コロナ対策を急ぐ考えを示した。小林氏については「佐賀県で女性が活躍してもらう中で(女性参入の)障壁が低くなった」と評価し、県政初の女性副知事としての労をねぎらった。

 本会議では地方財政の充実・強化に関する意見書を可決し、核兵器禁止条約の署名・批准を求める請願は不採択になった。26日に任期満了を迎える県選挙管理委員会は、新たに委員4人と補充員4人を選んだ。

 閉会後、議会運営委員会は理事会を開き、9月定例議会の会期を9月9日から10月1日までとすることを申し合わせた。9月2日の議会運営委員会で正式に決定する。(岩本大志)

 9月定例会の日程は次の通り。

 9月9日=開会▽15、16、17日=一般質問▽24、27日=常任委員会▽29日=特別委員会▽30日=委員長報告▽10月1日=討論、採決、閉会

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