県水産課の担当者から、有明海の貝類の現状について聞く首長ら=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀市など有明海沿岸の4市2町でつくる「佐賀県有明海沿岸市町水産振興協議会」は5日、佐賀市のグランデはがくれで総会を開き、任期満了に伴う役員改選で会長に鹿島市の樋口久俊市長を選んだ。任期は2年。

 副会長には小城市の江里口秀次市長を選出した。本年度事業として、国営諫早湾干拓(長崎県)の開門調査を含む有明海の環境変化の原因究明を求める政策提案を国に行うことなどを確認した。

 県水産課は、生命力が強く捕る人が少ないムツゴロウやシオマネキが増える一方、2年連続の大雨で貝類が厳しい現状にあることを報告。一定の漁獲があったサルボウ(赤貝の一種)は壊滅的で、「淡水、土砂がたまり、稚貝、母貝が死滅した。環境の激変に耐えられなくなっている」と指摘した。(大田浩司)

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