フードドライブで提供された食品を受け取るフードバンクさがの関係者=佐賀市の佐賀県庁

 個人や企業などから寄付された食品を子ども食堂や支援団体に提供しているフードバンクさが(干潟由美子理事長、佐賀市)が6月28日、食品を回収する「フードドライブ」を佐賀県庁県民ホールで開いた。職員らが次々に訪れ、各家庭で余っていた食品などを寄付した。

 「フードバンク」の知名度の向上とともに供給量が増え、同団体は食品の不足に悩んでいたという。県くらしの安心安全課に相談を持ち掛け、県庁でのフードドライブが実現した。

 今回が本年度初めての食品回収イベントとなり、庁内放送や掲示板などで参加を呼び掛けて多くの支援が集まった。缶詰やパスタなどを寄付した山口冨美江さん(61)は「県庁で寄付できると聞いて、気軽に持っていけると思った」と話した。大量の海苔(のり)やインスタント味噌汁を提供した団体もあった。

 フードバンクさがの桑原廣子副理事長は「取り組みが県内各地で広がり、より多くの人に協力してもらえたら」と話した。(中島野愛)

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