今季も鳥栖の中心選手として活躍が期待されるFW豊田(右)=2011年12月3日の熊本戦、鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 サガン鳥栖が、昨季J2リーグ得点王に輝いたFW豊田陽平(26)を、京都から完全移籍で獲得することが6日、分かった。昨季の活躍で他のJ1クラブからも注目を集めており、鳥栖は熱心に残留交渉を続けてきた。今季からJ1の舞台で戦うチームの得点源として大きな期待がかかる。

 豊田は185センチ、79キロ。石川県出身。星稜高から2004年、J1名古屋に入団した。ゴールに向かっていく迫力あるプレーが持ち味のストライカーで、高さと強さ、スピードを兼ね備えている。08年には北京五輪日本代表に選ばれ、ナイジェリア戦でチーム唯一のゴールをマーク。同年、期限付き移籍中だった山形で11ゴールを挙げ、J1昇格に貢献した。

 10年にJ1京都(当時)から期限付き移籍で鳥栖に加わり、チームトップの13点を挙げた。レンタル期間を延長した鳥栖2年目の昨季は、前半戦こそ左足首のけがで苦しんだものの、後半戦に入って19試合で17ゴールと大活躍。全38試合に出場して23得点を挙げ、クラブ初の得点王となり、J1昇格の原動力となった。

 サガン鳥栖は、豊田が京都との契約が切れることもあって、今季は完全移籍での獲得を目指し、交渉を重ねてきた。豊田は昨シーズン終了後、去就が注目される中、チームへの強い愛着を語っていた。

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