海を見下ろす岬で、可憐な花を咲かせるユウスゲ。花の手入れをする石田政人さん=4日午後7時6分、唐津市呼子町加部島の杉の原キャンプ場跡

 唐津市呼子町加部島の杉の原キャンプ場跡地で、住民らが育てたユウスゲが見頃を迎えている。約300株が可憐(かれん)に咲き誇り、海を見下ろす岬に黄色い彩りを加えている。

 ユウスゲは夕方に咲き、朝方には花を閉じる一夜花。呼子の観光資源をつくろうと、同町の石田政人さん(72)や青年団などが、地域住民の協力を得て6、7年前から育てている。自生種の種を集めたり、近くにある「ゆうすげの里」(唐津市鎮西町串崎)から株分けしてもらったりして数を増やした。

 岬からは加唐島や小川島などが見渡せ、天気が良ければ、花のレモンイエローと夕日のコントラストも楽しめる。石田さんは「株も大きく育ち、美しい花をつけるようになった。丹精込めて育ててきたので、多くの人に足を運んでもらえれば」と話した。7月中旬までが見頃という。(写真と文・山口源貴)

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