ビデオ会議アプリを使って開催したオンライン議会報告会=鳥栖市役所

 鳥栖市議会は3日、「オープンthe議会2021」と題し、オンラインで議会報告会を開いた。テレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って市民ら45人が参加。参加者からの質問や要望を全議員が聞き、現状や今後の対応について丁寧に説明した。

 オンライン開催は昨年に続き2回目。昨年は人数制限をしながら会場も設けたが、今年は、オンラインだけで行った。

 事前に受け付けた質問ごとに厚生、総務文教、建設経済の各常任委員会などが回答した。新型コロナウイルス感染症対策、高齢者・障害者への支援策、駅周辺整備事業などについて現状を説明した。市道が狭いという指摘には「調査の上、9月には市長へ提言する予定」とした。

 意見交換では、「粗大ごみの添付シールの材質は記入がしづらい」「廊下が雨漏りしている学校がある」などの声が上がり、問題や緊急性を確認の上、必要な対応を行うと回答した。「働いているひとり親家庭は、社会的支援の相談をじっくりできる時間がない」という意見にも「予約すれば時間外にできないか、市執行部に話したい」と答えた。

 6月定例議会で否決された、少人数学級の中学、高校への拡充を求める意見書について「採決だけでは理由が分からない。論議の過程を市民に分かりやすく示してほしい」という要望も出た。

 森山林議長は「本来なら対面でやれた方がいいが、いろんな意見が聞けた。昨年より内容や進行面も良かったのではないか」と話していた。報告会の内容は、市議会広報やウェブサイトに掲載する。(樋渡光憲)

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