根強いファンがいる食パン(右)と米粉パン

 佐賀市の佐賀大医学部近くにあるパン屋「メープルベーカリー」。シンプルで飽きが来ない食パン(1斤216円)に根強いファンがおり、片渕辰男代表(69)は「これだけはレシピを1983年の開店から変えていない。食べ慣れている方がすぐ分かるから」と語る。

 食パンを口に含むと、素朴な甘み、豊かな香りがふんわり広がる。生地にブドウ糖を使い、塩を極力少なくしていることが秘訣(ひけつ)。しっとり、ふっくらした食感は水分を多くして仕込むからという。

 小麦アレルギーだった孫のために作った米粉パンも人気。ヒノヒカリの米粉が8割で、グルテンを2割混ぜる。手作りのこしあん入り(129円)、塩バター、プレーン(いずれも108円)がある。

 片渕代表は幼少期に食べたおやつのパンが頭から離れず、28歳で電機メーカーを退職、専門学校やパン屋での修業を経て独立した。「体に優しいパンを作り続けたい。おすすめを尋ねてもらえれば、焼き上がりに自信があるものを紹介します」と笑顔を見せた。

 

▽佐賀市鍋島3―2―13

▽6時半~18時半

▽木曜定休

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