子どもたちに熱く指導するサガン鳥栖の片渕浩一郎ヘッドコーチ(右)=鹿島市陸上競技場 

 サッカー・J1サガン鳥栖の片渕浩一郎ヘッドコーチ(46)=鹿島市出身=が6月、子どもたちに向けた技術指導や進路指導などを行った。28日に同市陸上競技場であったサッカー教室では、相手を意識して動くことやスポーツの楽しさを伝えた。

 地元クラブに所属する小学生を中心に28人が参加。ボールを奪われないように3人でパスを回す練習では、片渕さんが「味方、相手、ゴールが見えるように体の向きを意識して」とアドバイス。プロ選手でも試合の90分間のうち、ボールを触っている時間は1人2分程度であるといい、「ボールを持たないときにどう動くかが大切」と説明した。

 子どもたちは連係の取り方に悪戦苦闘しながらも、正確なパスを出そうと、約1時間半の練習に汗を流した。中原陽毬さん(鹿島高2年)は「パスを受ける体の向きの大切さを再確認できた。今後の大会に生かしていきたい」と語った。

 武雄市の川登中(武富幸就校長)では、職業講話の講師となり、仕事のやりがいや難しさを語った。全校生徒約80人に向け、「夢を持つことを目標にしてほしくない。目標に向かって歩んでいくことが大切」と呼び掛けた。(井手一希、中島幸毅)

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