一般と高校生の全応募作が並ぶ会場=佐賀市の佐賀県立美術館

高校生と一般の全応募作が並ぶ会場。手前が佐々木弘紀さんの「夕焼けのコロニー」=佐賀県立美術館

 佐賀県写真協会(岩永利雄会長)の公募展が、佐賀市の県立美術館で開かれている。一般部門に出品された179点と高校生の応募作88点が並び、一瞬を鮮やかに切り取る写真の魅力を伝えている。4日まで。

 一席の同協会長賞に輝いた佐々木弘紀さん(佐賀市)の「夕焼けのコロニー」は、夕陽を背景に黒い影になったシロサギが羽ばたき、配置のバランスが目を引く。高校生部門では早稲田佐賀高2年の亀井理史りひとさんが「実らなかった努力」で同協会長賞を受けた。落ちたバトンの隣で座り込む生徒の膝は砂にまみれ、伏せた顔の表情を想像させる。

 公募展は今年で37回目。同協会の相川浩司事務局長は「計算し尽くしてかっちり作品を作り込む高齢者に対して、高校生は直感で瞬間を捉えている。その新鮮なギャップも楽しんでほしい」と話す。(花木芙美)

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