山口祥義知事(画面左)とオンラインで面談する日本フェンシング協会の武井壮会長=県庁

 選手発掘や育成、強化で連携協定を結んでいる佐賀県の山口祥義知事と日本フェンシング協会の武井壮会長が2日、オンラインで懇談した。2人は競技の普及に向けた取り組みなどについて意見を交わした。

 佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館フェンシング場が昨年3月、日本オリンピック委員会(JOC)の強化センターに認定されたのを受け、県と協会は選手発掘などに関する協定を結んだ。陸上十種競技の元日本王者で、タレントの武井会長は6月、五輪メダリストの太田雄貴前会長の後任として就任した。

 武井会長は、組織改革や競技普及で新たな取り組みを行ってきた太田前会長の功績に触れつつ「僕自身、芸能界にデビューする前は誰も知らない1人のアスリート。この10年間はマイナーな存在をメジャーにするのがメインの仕事だった。経験をフル活用し、多くの人がフェンシングの楽しさに触れる新しい場をつくりメジャー化していきたい」と認知度向上に意欲を見せた。プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの本多雄一コーチが選手時代、嬉野市で行った自主トレにトレーナーとして帯同した経験など、佐賀との縁についても話した。

 山口知事は県のSAGAスポーツピラミッド(SSP)構想を引き合いに「子どもたちにはいろいろな可能性がある。スポーツの素晴らしさをみんなで体感できるような世界を、武井さんとつくっていきたい」と述べた。(古川公弥)

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