作品展を開く井川健さん(右から2人目)ら=佐賀市伊勢町

佐大構内に落ちていたヤシの葉を使った作品を手にする井川健さん=佐賀市伊勢町

 佐賀大芸術地域デザイン学部の井川健准教授と妻華子さん、漆・木工を専攻する学生8人による漆作品展が、佐賀市伊勢町で開かれている。風の流れを感じさせるフォルムの作品などオブジェ約30点が並ぶ。4日まで。

 伊勢神社の南にある井川夫妻の住宅兼工房「漆の家」で開催。井川さんの「気流1」はこれまでテーマにしてきたヤシの葉の付け根を使った作品。「形が変わっていて、柔らかで使いにくいが、チャレンジしてみた」と井川さん。パーツを組み合わせ、より複雑な状況を生み出した。

 華子さんの「種の音」は風で回り、揺れる種のイメージを具現化。名尾和紙でくるっと曲がるような形をつくり出し、装飾を施した。同大4年の山本絢香さんの「だー」は、だだをこねてあおむけになり、手足を動かす子どもの様子をオブジェに。「工程が多く、地道な作業が続くが、最後に磨き上げるときに初めて完成が見え、達成感を味わえる」と魅力を語った。

 開場は午前11時から午後5時まで。(福本真理)

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