柴田教育長から文化財指定書の交付を受ける木原鐵男荒穂神社総代(右)と富山茂宝満神社総代(基山町教育委員会提供)

 基山町教育委員会は、町に300年以上伝わる民俗芸能「荒穂神社の御神幸祭」と「宝満神社の園部くんち」を町指定重要無形民俗文化財に指定した。

 荒穂神社の御神幸祭は、災払い、鉦風流、獅子舞、羽熊はぐま、挟箱はさみばこ、立傘たちかさ、笛等の芸能が奉納される。中でも獅子舞は大陸渡来の伎楽ぎがくの姿をよく伝え1970(昭和45)年、大阪千里丘陵で開催の「日本万国博覧会」で大好評を博した。

 宝満神社の園部くんちは、本殿から約150メートル離れた御仮殿との間の鉄砲、弓、羽熊、挟箱、笛等の行列および道中繰り広げられる羽熊、挟箱などの郷土芸能が見もので、無病息災、家内安全を願う見物客らが神輿の下をくぐり、祭りが盛り上がる。

 文化財指定書は6月24日、町民会館で開かれた町民俗芸能保存会総会において、柴田昌範教育長から関係団体に交付した。毎年、秋に催される両祭りとも今年は新型コロナウイルス感染防止のため神事のみ行われる。(地域リポーター・久保山正和=基山町小倉)

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