日本オリンピック委員会(JOC)は1日、東京五輪日本選手団の主将に陸上男子100メートルの日本記録を持つ山縣亮太(29)=セイコー、副主将に卓球女子の石川佳純(28)=全農=を選んだと発表した。23日に国立競技場で行われる開会式で、そろって選手宣誓をする見通し。

<こちさが>「山県」→「山縣」と表記します

 山縣、石川はともに五輪メダリストで、2012年ロンドン五輪から3大会連続の出場となる。JOCは優れた実績や知名度、人間性から開催国の「顔」にふさわしい存在と評価し、就任を要請していた。

 開会式の入場行進で日の丸を掲げて選手団を先導する男女の旗手は後日発表される。米プロバスケットボールNBAのウィザーズで活躍する八村塁(23)、レスリングで金メダル候補の須崎優衣(22)=早大=で最終調整されている。

 主将は選手団の代表として公の場で発言する機会が多い。関係者によると、新型コロナウイルス禍で大会開催への逆風がやまない中で敬遠され、交渉は難航した。最後は6月末の日本選手権で代表入りを決めた山縣が18年ジャカルタ・アジア大会に続いて重責を引き受けた。6日の選手団の結団式では決意表明を行う。

 JOCはジェンダー平等を意識して夏季五輪では初めて副主将を設置。主将と合わせ、男女が担う方針を固めていた。旗手も同様の理由で、国際オリンピック委員会(IOC)が各国・地域に男女1人ずつの起用を求めている。【共同】

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