高オレイン酸大豆を使った商品開発について意見を交わした説明会=武雄市役所

 オレイン酸を多く含む大豆の生産を推進する武雄市で28日、商品開発をテーマにした説明会が開かれた。市内の7団体が参加し、健康面での特徴や「高オレイン酸大豆」の商品化など研究者や流通業者の説明に耳を傾けた。

 佐賀大農学部の渡邊啓史講師は「この大豆には通常の3・6倍のオレイン酸が含まれ、悪玉コレステロールを低下させる」などと説明した。森光商店(鳥栖市)の橋爪秀敏常務は「豆乳や豆腐などへの加工にも適している。プレミアム商品をぜひ武雄から」と呼び掛けた。

 会場からは「成分を壊さずに加熱する限度は何度までか」との質問や、「オレイン酸の知名度を高める仕掛けも考えてほしい」といった意見が出た。オブザーバーで参加した佐賀県畜産試験場の担当者は「飼料に添加すると肉質の向上も期待できる」と報告した。

 武雄市は商品開発を支援するための補助金(上限20万円)を設けている。市農林課は「農家の所得向上と健康志向の特産品作りを目指している。市内の多くの事業者に参加してもらいたい」と話す。(澤登滋)

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