手すきの方法を教わりながら体験する児童=嬉野市塩田町の鍋野手漉和紙工房

 嬉野市塩田町の五町田小5年生が22日と29日、地域の伝統工芸品「鍋野和紙」のはがき作りに挑戦した。鍋野手漉和紙工房で43人が水に漬かったコウゾの繊維をすくう手すきを楽しんだ。

 鍋野手漉和紙保存会(西野俊行代表)の会員が指導。児童たちは繊維状のコウゾと、オウレンの根から作ったノリが溶けた水を桁ですくった。「45度の角度で水に桁を入れて」「均等になるよう前後左右にゆすって」などと助言を受けながら紙をすき、乾燥させた後に郵便番号を書く枠などをスタンプで押してはがきを完成させた。

 松尾由菜さんは「手すきは難しいけど、楽しかった。地元にこんな和紙があるのは貴重だと感じる。絵を描いて知り合いにはがきを出したい」と喜んでいた。(古賀真理子)

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