沖から戻り洗い場で押し板と獲物を揚げた瞬間

 去る6月7日、鹿島市浜のムツ掛けのレジェンド・原田弘道さん(76)が、佐賀市東与賀の干潟にムツ掛けに行くと聞いたので早速、諫早市の岩永カメラマンに電話して、ロケハンを兼ねて行くことにした。

 着いた時には原田さんははるか沖の方で掛けていた。午後2時ごろ上がると言っていたので、正午前に昼食を食べに行って東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」の前の堤防に戻り、双眼鏡でのぞくともう原田さんは押し板を片付けていた。

 照り付けるとムツゴロウは巣穴から出ないから予定より早く戻ったわけだ。急いで干潟への降り口へ行って、捕ってきたムツゴロウを見せてもらう。大きくて色が鮮やかだった。

 しばらくすると沖の潟羽瀬に出ていた地元の田中保さん(66)が、潟を勢いよく蹴って戻ってきたので獲物を見せてもらう。大きなウナギ(1キロ以上)が1本と小さいのが1本。ほかにシログチ、ムツゴロウ、ワラスボなどが50匹余り捕れていた。ウナギとムツゴロウ、ワラスボは毎回入るそうだ。

(写真家 中尾勘悟=鹿島市) 

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