佐賀東高

 1日午前11時20分ごろ、佐賀市南佐賀の佐賀東高(廣重昭博校長)の教職員から「体育の授業後、生徒が体調不良を訴えている」と119番があった。2年生の男女14人が頭痛や吐き気などの熱中症の症状を訴え、うち3人が市内の病院に救急搬送された。いずれも意識はあり、命に別状はないという。

 県や同校によると、2時間目(午前9時50分~同10時40分)の体育の授業で、3クラスの59人が陸上競技のリレーの練習をしていた。1人75メートルの距離を2回走り、10分のインターバルでは木陰で休憩を取らせていた。帽子は着用しておらず、マスクは外しており水分補給の指示はしていなかったという。

 授業後の着替えが終わった際に、体調不良を訴える生徒が出てきたという。救急搬送された3人のうち、2人は自力で動けず、1人は手足のしびれなどの症状があった。病院で処置を受け、夕方に帰宅した。他の11人は多目的室や保健室で休養を取った。

 佐賀地方気象台によると、授業が行われていた同日午前10時、佐賀市は30・7度を記録していた。

 同校は2日前まで期末考査が行われており、クラブ活動については、野球部や九州・全国大会出場予定の部を除いて原則中止になっていた。牟田安典教頭は「暑さに体が慣れていなかったかもしれない。気温が上がった日の授業の方法について、改めて注意を促したい」としている。

 この日の佐賀県内は、高気圧に覆われて気温が上がり、日中の最高気温が佐賀市で午後0時49分に34・9度に達し、熊本県玉名市に次ぐ全国2番目の暑さになった。(松岡蒼大)

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