地権者に提示すべき重要な判断材料が示されなかった-。佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、九州防衛局による配備候補地の地権者説明会が始まった30日、伊藤哲也局長は土地の買収額を提示せず、前局長が一部地権者に説明していた価格を撤回した。説明会の5日前に着任した新局長が前局長の発言を撤回し、陳謝する異例の事態。信頼回復にはほど遠い対応となった。

 5日間の日程で開催される説明会の初日。終了後、伊藤局長は土地価格を示さなかったことを明かし「正式な手続きを経ないで(前任者が)額を提示し、申し訳なく、反省している」と陳謝した。「(広瀬律子前局長が)いろいろ勉強されて額を提示したことは聞いているが、防衛省としての公式見解ではない」とまで言い切った。

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