国土交通省は30日、災害時に優先開放する踏切として、佐賀など26都府県の181カ所を指定した。救急車などの緊急車両が通れなくなるのを防ぐ。2024年度末までに遮断機を手動で上げる手順を策定するよう道路管理者と鉄道会社に義務付ける。3月に成立した改正踏切道改良促進法に基づき、初めて指定した。