議場で模擬議会を見学する鬼塚小の6年生=唐津市議会(画像の一部を加工しています)

 唐津市の鬼塚小の6年生60人が29日、市議会の議場で市職員による模擬議会を見学した。社会科見学の一環で、身近な通学路に関する質問と答弁のやり取りを議員席から見ながら、議会の仕組みや行政に対するチェック機能といった役割を学んだ。

 社会科見学で6年生は吉野ケ里遺跡(神埼市郡)などを訪れていたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になり、今年は市内で初めて議場見学を実施した。

 模擬議会は職員が市長役や議員役となり、「山道の通学路にエレベーターを設置する予算案」を質疑した。議員役は「どのくらい時間を短縮できるか」「無料で利用できるか」と質問し、市長役は「設置には5千万円のお金が必要」などと答えていた。児童たちはそれぞれ自身の名札が立て掛けられた議員席に座り、議論を聞きながら賛否を判断していた。

 職員は「お金の使い道やルールを議会がチェックすることで、市長が勝手に決められない仕組みになっている」などと説明した。吉田悠人君は「議会は一方的に意見だけを言うイメージだったけど、それは市のために貢献したい気持ちが表れているんだなと感じた」と話した。(横田千晶)

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