絵付け師の前田清次さん(左)に筆の使い方を教わる児童=伊万里市の大坪小

 伊万里市の大坪小で29日、3年生が焼き物の絵付けに挑戦した。伊万里焼の絵付け師から技の手ほどきを受けながら、それぞれがオリジナルの絵柄の皿を作った。

 佐賀県職業能力開発協会による「目指せマイスタープロジェクト」で実施され、伊万里・有田焼伝統工芸士の市川浩二さん、前田清次さん、梶原真理江さんら6人が指導に当たった。

 絵付けをするのは直径15センチの白磁の丸皿。児童は事前に考えてきた絵柄を水性ペンで下書きし、「絵の具は薄く使う」「縁に色を塗らない」など注意点に気を配りながら色を付けていった。吉永皓星(こうし)君は「細かく色を塗るのが難しくて疲れたけど、最後まで頑張った。格好いいのができた」と満足そうだった。

 先生役を務めた前田さん(71)は「孫みたいな子たちと一緒に作品を作って元気をもらった」と話していた。(青木宏文)

このエントリーをはてなブックマークに追加