ほとばしる筆遣いの書などが並ぶ一玄社の作品展=唐津市の市近代図書館

ふわっと花びらが開いたような「紫陽花」の書=唐津市の市近代図書館

 唐松地区の書道グループ「一玄社」による書道展が30日、唐津市近代図書館で始まった。今年は花をテーマにした作品もあり、ふわっと花開いたり、凛としたたたずまいを感じさせたりするなど自在な書の世界を楽しめる。4日まで。

 会員10人が約60点を展示している。中山薫風さん(玄海町)の「紫陽花」は墨のにじみを生かし、しっとりした花の雰囲気を醸し出している。「萌」「命」のダイナミックな筆遣いの作品や、地元の風景とともに自作した句をしたためた作品など個性あふれる書が並んでいる。

 グループを立ち上げた池田玄陽さんや今年亡くなった会員の吉田香陽さんの遺作も展示する。一玄社は約50年前に発足した。理事長の吉村玄雲さん(80)は「生活の中で楽しめる書を目指している。バラエティー豊かな作品を楽しんで」と話す。(横田千晶)

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