赤松小校区の建物を描いた篠原司さん=佐賀市与賀町の山口亮一旧宅

 佐賀市で建築事務所を営む篠原司さん(60)=唐津市厳木町=が30日から、鉛筆画による作品展を佐賀市の山口亮一旧宅で開く。佐賀城のお堀や民家などを題材に、古写真のような味わい漂う作品に仕上げている。7月4日まで。入場無料。

 篠原さんは50歳の頃に佐賀新聞文化センターでデッサンを学んだ。不動産を扱う仕事柄、物件周辺を写真で記録することが多く、撮影した写真を見ながら緻密な鉛筆画を描き始めた。

 作品展は5年ぶりで、還暦を迎えた記念として新たに60枚を制作した。「赤松シリーズ」と名付けて、水ケ江4~6丁目、城内2丁目、中の館町の風景に絞って題材を選んだ。2013年9月に撮影した写真を基に制作している。

 鉛筆は10Bから6Hまでを使い分けて、F8サイズの画用紙に、くっきりとした濃淡で表現した。

 篠原さんは「記録性を意識して、できるだけ忠実に表現した。すでに取り壊されて駐車場になった建物もあるので、懐かしく感じてもらえるだろう」と話している。(古賀史生)

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