日帰り温泉施設の建設が始まっている鉄工所跡地=佐賀市神園

 佐賀市神園の鉄工所跡地に日帰り温泉施設を建設する計画が進んでいる。事業主体はガソリンスタンドや温浴施設運営を手掛ける最所産業(久留米市)で、2022年春の営業開始を予定する。

 建設予定地には鶴澤鉄工所が所在していたが18年に小城市に移転していた。最所産業が借地利用する。

 施設は鉄骨造り平屋建てで延べ床面積は約2200平方メートル。源泉掛け流しの大浴場や家族風呂のほか、国内最大規模のサウナも設けるという。敷地内には別棟でレストランを併設し、駐車場も約200台分を整備する。

 最所産業は1998年に久留米市で「源泉掛け流し温泉久留米游心の湯」をオープン。2002年に北九州市に開設した「本城天然温泉おとぎの杜」と合わせ、2施設を運営している。

 県薬務課によると、予定地の半径4キロ以内には源泉が7カ所あるが、公衆浴場として現在も利用されているのは1カ所にとどまるという。近隣に競合店が少ないことも出店の背景にあると見られる。

 同社の担当者は「天然温泉を地域の皆さまに楽しんでほしいと思い、候補地を探していた。毎日でも足を運んでもらえるような施設を目指している」と話す。(大橋諒)

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