調査員(左)の質問に答える「洋風バル サガんチーノ」の今田篤人さん(右)=佐賀市白山

 佐賀県は28日、新型コロナウイルス感染症対策の基準を満たした飲食店を認証し、15万円を交付する制度で、申請があった店舗への現地調査を始めた。第1号の調査となった佐賀市白山の「洋風バル サガんチーノ」は対策が認められ、お墨付きとなる認証ステッカーを店舗に掲げた。

 認証基準は38項目あり、現地調査員が店舗責任者の今田篤人さん(41)に聞き取りをしながら、入り口の消毒設備やテーブルのアクリル板の設置状況などを確認した。対策の確認や指導を担う「感染症対策リーダー」は店長が務め、日々の対策状況を記したチェックリストを店内に掲示していることも確認した。

 調査終了後、今田さんは県産業政策課の佐藤義則課長からステッカーを受け取り、玄関ドアに貼った。今田さんは「感染症対策を見直すきっかけにしようと申請し、自信を持って対策をしていると言えるようになった。安心して食事に行こうという気持ちになってもらえれば」と話した。

 県によると、制度の対象となる飲食店は5千店ほどあり、申請は25日現在で239件。申請用紙は県のウェブサイトなどで手に入り、12月28日まで受け付ける。基準を満たせば支援金と認証ステッカーが交付される。(円田浩二)

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