ティーンズミュージカルSAGA、ふたばこども園の子どもたちと「にゃんこパトロール」を披露したカノエラナさん(ステージ中央)=佐賀市のメートプラザ佐賀

制服警察官の姿でニセ電話詐欺防止テーマソング「にゃんこパトロール」を披露したカノエラナさん(右から2人目)=佐賀市のメートプラザ佐賀

ティーンズミュージカルSAGA、ふたばこども園の子どもたちとニセ電話詐欺防止テーマソング「にゃんこパトロール」を披露したカノエラナさん(ステージ右から2人目)=佐賀市のメートプラザ佐賀

ニセ電話詐欺防止テーマソング「にゃんこパトロール」を披露したカノエラナさんら関係者=佐賀市のメートプラザ佐賀

ニセ電話詐欺防止テーマソング「にゃんこパトロール」を披露したカノエラナさん(後列中央)ら=佐賀市のメートプラザ佐賀

 高齢者のニセ電話詐欺の被害防止を啓発するテーマソング「にゃんこパトロール」が完成し、26日、佐賀市のメートプラザ佐賀で披露された。作詞・作曲を手掛けたシンガー・ソングライターのカノエラナさん(唐津市出身)が登場、園児らもかわいいダンスを踊り、関係者約120人が完成を祝った。

 公益財団法人「佐賀未来創造基金」や佐賀県警など4者が昨年12月から、県のふるさと納税を活用した「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」で支援を呼び掛けた。集まった寄付額の一部を活用し、カノエラナさんに曲の制作を依頼していた。

 テーマソングは、飼い主がいなくて地域住民に世話される「地域猫」が恩返しとして、ニセ電話詐欺の被害に遭わないようにまちの安全を見守るという内容。歌の披露では、10代のミュージカル劇団「ティーンズミュージカルSAGA」と「ふたばこども園」の子どもたちも加わった。カノエラナさんの歌に合わせてダンスを繰り広げ、猫をイメージした振り付けも織り交ぜた。

 山口祥義県知事や松下徹県警本部長らによるトークセッションもあり、松下本部長は「音楽の力で、思いやりの輪を広げて被害を抑えていこうという機運が広がれば」と期待を込めた。

 カノエラナさんは「私もおじいちゃん、おばあちゃんっ子で、守りたいという気持ちを素直に表現できた」と振り返った。「この歌が佐賀から全国に広がってほしい」との願いを込め、歌詞に佐賀弁を使わなかったことも明かした。

 GCFは昨年12月から今年3月まで実施し、337万3千円の支援金が集まった。県警生活安全企画課によると、5月末現在、県内で発生したニセ電話詐欺の認知件数は8件(前年同期比6件減)、被害額は約2320万円(同710万円増)。高齢者の被害は6件、全体の約96%にあたる約2234万円になっている。(松岡蒼大)

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