神埼清明高の畑で採れた大きなピーマンに驚く児童たち=佐賀市の西与賀小

神埼清明高から贈られた野菜を見る児童たち=佐賀市の西与賀小

 神埼市の神埼清明高の生徒と佐賀市の西与賀小の児童の農業を通じた交流が25日、オンラインで行われた。生徒たちは夏野菜の収穫などを遠隔地にいる児童たちにリアルタイムで紹介し、栽培の知識や楽しみを伝えながら親睦を深めた。

 神埼清明高で農業を学ぶみどり系列の3年生15人が畑からトマトやキュウリなどを収穫するのを中継し、西与賀小にいる2年生54人が電子黒板で見た。生徒たちは質問にも答え、「トマトは一つの苗に60個ほど実を付ける」「水や肥料をあげて毎日お世話をし、愛情を込めて育てたら大きくなる」などと説明した。

 児童たちは4月下旬に神埼清明高が提供した野菜の苗を植えた後、オンラインで交流しながら栽培してきた。この日は収穫について学んだあと、生徒たちが育てた夏野菜が児童に贈られた。御厨大葵君は「同じ苗なのに僕たちが育てたのよりとっても大きい。すごい」と驚き、古賀愛梨さんは「高校生が見せてくれた、花が付いたキュウリにびっくりした」と笑顔を見せた。

 神埼清明高の嘉村陽一郎教諭は「子どもたちに食育の知識や技術を身に付けてもらいたい。高校生も伝える難しさやうれしさを学ぶ機会になった」と話した。(森田夏穂)

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