佐賀県は28日、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の半径5キロ圏(PAZ)に住む住民が対象になる安定ヨウ素剤の事前配布の日程を発表した。新型コロナウイルス対策と配布手順の簡素化のため、初めて郵送で配布する。

 県医務課によると、6月中に東松浦郡玄海町と唐津市の対象住民に、アレルギーの有無や服用している薬などを確認するチェックシートが送られる。対象住民は8月2日までに県に返送し、保健師らが内容を確認後、9~10月に安定ヨウ素剤の郵送配布を行う。必要な場合は電話での問診を行う。郵送での受け取りができない住民向けの現地配布会も行う。

 原則として40歳未満で、これまで安定ヨウ素剤を受け取っていないか、薬の有効期限が切れている住民が対象。40歳以上でも希望すれば受け取ることができる。対象者は玄海町が1253人、唐津市が1219人。昨年度末時点でのPAZでの配布率は53・8%だった。(中村健人)

 現地配布会の日程と場所は次の通り。

 【唐津市】8月22日(午前9時半~正午)京泊地域活性化センター▽同28日(午前9時半~正午)唐津市健康サポートセンターさんて▽同29日(午前9半~正午)呼子公民館

 【玄海町】9月26日(午前9時~11時半)外津漁村環境改善総合センター▽10月3日(午後1~4時半)玄海園▽同5日(午後6~8時半)値賀分館

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