宮地瑠璃子さん(左)のアドバイスを受けながらトーチキスを体験する学生たち=武雄市の武雄看護リハビリテーション学校

 東京五輪の聖火ランナーを務めた理学療法士の宮地瑠璃子さん(35)=吉野ヶ里町=が25日、母校である武雄市の武雄看護リハビリテーション学校で報告会を開いた。走った感動と医療従事者として現場に臨む心得などを後輩110人に伝えた。

 宮地さんは鳥栖市の病院に勤務しながらリンパ浮腫実技研修などを受け、臨床で役立つ資格を次々に取得。その姿がスポンサーの目に留まり、聖火ランナーに選ばれた。5月10日に吉野ケ里歴史公園を走った。

 「頑張る姿を評価してもらい励みになった。感謝の気持ちを込めて走った」と宮地さん。国家試験に臨む後輩たちに「資格を取るだけにとどまらず、臨床の現場で患者さんから信頼されるにはどうしたらいいかを意識して勉強して」とアドバイスを送った。

 理学療法学科3年の永石稜さん(20)は「試験に受かることだけを考えていたが、その後も勉強し続ける大切さが分かった」と表情を引き締めた。報告会終了後は宮地さんがリレーで使ったトーチを持ってトーチキスを体験するなど交流を深めた。(澤登滋)

  

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