多久島文樹・NIE推進担当デスクの講話を聞く唐津西高の生徒ら=唐津市の同校

 「18歳選挙権」について佐賀新聞社が行っている主権者教育の出前授業が24日、唐津市の唐津西高であった。全校生徒約470人が、唐津のまちづくりをめぐる模擬選挙で地域の将来像を考えたほか、多久島文樹・NIE推進担当デスクの講話を通して、1票を無駄にしない大切さを学んだ。

 模擬選挙では、唐津の政策について主張の異なる4人が立候補した想定で、生徒一人一人が投票先を選んだ。4人の主張は「デジタル化の推進」「災害に強いまちづくり」「唐津の特性を生かした魅力づくり」「人口減少・超高齢社会への対応」。生徒は「今の唐津にとって現実味がある」「高齢化社会への対応でもっと住みやすいまちに」「原発も近く防災にもっと力を入れるべき」などと選択した理由を述べた。

 多久島デスクは、生徒たちに「友だちや家族と話し、新聞を読んだりして知識と考え方を深めて」と助言。1月の唐津市長選・市議選での投票率が57・48%と、平成の大合併後5回の選挙で最低となったことなどを紹介し「自分の目指す未来のために1票を生かしてほしい」と呼び掛けた。

 2年の古舘孝介さん(16)は「選挙についてあまり考えたことがなかったが、あと数年で有権者になることを今後は意識していきたい」と話した。(志垣直哉)

 ※7月7日に特集面で詳報します。

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