「3年分の新しいことが詰まっている」と話す井銅心平さん=唐津市北波多の草伝社

 熊本県宇城市の陶芸家井銅心平さん(39)による作陶展が、唐津市北波多の草伝社で開かれている。皿や酒器など「使う器」を中心に約200点が展示されている。27日まで。

 井銅さんは、熊本大卒業後の2006年から、隆太窯(唐津市見借)の中里太亀さんに弟子入り。10年に独立し、地元の宇城市松橋町に萩見窯を開いた。弟子入り時に学んだ唐津焼の技法を生かして日用使いの皿やカップなどを中心に手掛け、料理が映えて使い勝手が良い器を追い求めている。

 草伝社での作陶展は3年ぶり4回目。この間、新型コロナウイルスが流行し、飲食店からの注文が減ったというが、その分新たな土を探すことなどに時間を費やすことができた。井銅さんは「年々新しいことに挑戦しており、今回の作陶展は3年分の取り組みが詰まっている。ぜひ見に来てほしい」と話した。(中村健人)

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