65歳以上のワクチン接種状況

 少なくとも1回接種した高齢者の推移

 国内の65歳以上の高齢者のうち、新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回接種した人が半数を超えたことが、政府の集計で24日分かった。高齢者への接種が始まった4月12日から2カ月余り。接種が本格化した5月の連休明け以降、ペースが加速しており、6月に入ってからは1日80万~90万回ペースで接種が進む日もある。佐賀は14日時点で1回目の接種率が52・88%となり、全国で最も早く5割を突破している。

 また、年齢を問わず全対象者への1日当たりの接種回数が6月9日以降、100万回を超えた。1回目接種を終えた人は全人口の19%となった。

 23日時点で高齢者接種の累計は2434万回。菅義偉首相は7月末までの完了を目指すとしており、現在のペースが続けば7月末に8割近くになる。

 政府集計によると、23日時点で少なくとも1回接種した高齢者は1813万人で51・1%。都道府県別では、佐賀(68・3%)、岐阜(65・6%)、山形(63・2%)などで接種率が高かった。

 2回目も終えた高齢者は621万人で17・5%。全人口のうちで1回終えたのは2478万人で19・5%、2回目も終えたのは1100万人で8・7%となる。

 6月から職場や大学での接種も本格化している。だが政府は23日、職場接種などの希望が多く、使っている米モデルナ製ワクチンが不足する可能性があるとして、職場接種や自治体による大規模接種の申請受け付けを一時停止すると発表した。現場が必要とするワクチンを政府が今後も安定して供給していけるかどうかが課題となりそうだ。

 政府が目指す1日100万回接種については、6月の複数日で達成した。高齢者と医療従事者らも含めた1日当たりの接種回数の最多は14日の103万回。他に9日と15~17日も100万回を超えた。

 22日時点での集計で14日に100万回を超えたことが分かっていたが、14日は月曜で、その前の週末の土日に医療従事者らに接種した分が計上されている。月曜以外の平日で100万回超となったことが分かったのは今回が初めて。【共同】

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