組織の体制や今後の取り組みなどを確認した須古地区地域づくり協議会の設立総会=白石町の須古小体育館

 町民協働のまちづくりにつなげようと白石町が設立を推進している「地域づくり協議会」が、須古地区に発足した。町内で初めてで、防災など三つの部会を設けて地域課題の解決に向けた活動を展開する。

 協議会は人口減少や少子高齢化が進む中、災害時の避難や伝統行事の継承、地域活性化などの課題に行政と地域がともに取り組むのが狙い。2024年度までに町内の全8小学校区での発足を目指している。

 須古地区は2年前から設立準備委員会を設け、ワークショップなどを重ねてきた。協議会は住民代表や区長会、PTA、民生児童委員、消防団、生産組合などの代表らで構成する約90人の代議員などで構成する。子ども、防災、魅力づくりの各部会を設けた。

 活動計画として、防災部会は自主防災組織の設立や消防団の見直し、危険箇所のマップ作成、要支援者らを含めた避難体制の確立を掲げる。子ども部会は、地域行事の調査や公式キャラクターづくり、魅力づくり部会は散策コースの検討や浮立などの伝統行事の把握などに取り組む。

 須古地区に続き、現在は六角地区で設立に向けた準備が始まっている。町総合戦略課は「協議会づくりには佐賀大や白石高にも参加してもらっている。地域の魅力や課題を見つめ直しながら組織づくりを進めていきたい」と話す。(小野靖久)

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