八幡川に入って生き物を採集する児童たち=嬉野市塩田町の八幡川

ウナギの稚魚を放流する児童たち=嬉野市塩田町の八幡川

坂本兼吾さんの河川環境についての説明に耳を傾ける児童たち=嬉野市塩田町の八幡川

可動堰と脇に設けられた魚道を確認する児童たち=嬉野市塩田町の八幡川

 嬉野市の久間小4年生25人が22日、近くの八幡川でウナギの稚魚とモクズガニの稚ガニを放流した。身近な川に生き物がすむための工夫なども学びながら、命の大切さを考えた。

 久間地区地域コミュニティ運営協議会が開いた。高校の元生物教諭の坂本兼吾さん(69)が、川を遡上(そじょう)して育ち、海で産卵するウナギとモクズガニの特徴を紹介。「水を止める堰(せき)を乗り越えられないから、魚道を造っている」「石を針金で囲って流れないようにし、カニなどの隠れ場所にしている」などと生息環境を守る取り組みも説明した。

 児童たちはバケツに分けた稚魚100匹、稚ガニ300匹を次々と放した。川に入って網でオイカワやカワムツなどをすくい、可動堰から水が流れる様子や魚道も見学した。吉田愛さんは「人々の工夫で生き物がすめるようになっているのが分かった。稚魚が大きく育ってほしい」と願っていた。(古賀真理子)

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