片渕茜アナウンサーが方言で伝える動画(テレビ東京提供)

動画収録中の片渕茜アナウンサー(左)と豊島晋作アナウンサー(テレビ東京提供)

 「佐賀弁で話ばしよっです」。経済ニュースを佐賀県の方言で伝えるテレビ東京の動画サイトが、インターネット上で話題になっている。出演しているのは佐賀市出身で同局のアナウンサーの片渕茜さん(27)。日常会話のように親しみやすい語り口で、視聴者に癒やしを与えたり懐かしさを感じさせたりしている。

 同局は動画投稿サイトユーチューブの「テレ東BIZ」でチャンネル登録者数が100万人を超えたのを受け、感謝を伝える動画を企画した。他局と比べて地上波の放送エリアが狭い中、ネット経由での視聴など電波が届かない地域の人たちにも支えられているとの思いを込め、地方の方言のメッセージにした。

 片渕さんは致遠館高の卒業生。現在は「開運! なんでも鑑定団」「出没! アド街ック天国」などに出演している。動画は約22分間で、片渕さんは方言で感謝の言葉を述べた後、福岡県久留米市出身で同局の豊島晋作さんと「ばってんね」「今はコロナやろが」などとやり取りしながら進行している。標準語の字幕も表示した。

 「シニア雇用」に関する経済ニュースの場面は「仕事ばね、なんでんかんでんしよっさ」「会社はどがん考えよっか(聞いた)」などと方言で展開し、標準語との比較もある。再生回数は26万回を超え、「佐賀弁、最高」「元気でたよ」「方言ニュースっていいな」といった好意的な書き込みが寄せられている。

 片渕さんは「大好きな佐賀弁を、まさか東京の報道スタジオで使う日が来るとは思ってもみませんでした」と話す。25日からの第2弾は、同局の経済動画サービス「テレ東BIZ」の無料キャンペーンを佐賀県の方言で紹介する。(中島野愛)

このエントリーをはてなブックマークに追加