牟田建設が本社隣接地に整備した「防災センター」。開所式後、1トンの土のうを約2時間で50個製作した=吉野ヶ里町大曲

防災センターの開所を記念してテープカットをする牟田建設の牟田正明社長(中央)ら=吉野ヶ里町大曲

 牟田建設(吉野ヶ里町、牟田正明社長)は、災害時対応の拠点となる「防災センター」を社屋の隣接地に整備した。8321平方メートルの敷地に、土のうや護岸保護用マットを常備するほか、重機などの待機スペースも設けている。県内全域での災害対応を想定している。

 約1トンの大型土のう100~500個、河川の護岸などに使う石詰めマット200袋などを常備しているほか、小型土のうも千個ほど備蓄でき、台風前などは地域住民への配布も想定している。敷地に建物はなく、さら地に土のう製作時に使う盛り土がある。

 これまでは本社から約2キロ離れた施設で土のうなどを製作していたが、西日本豪雨や佐賀豪雨など近年の災害頻発を受けてセンターを新設した。スペースが4倍近く広がり、資機材や重機の待機場所や作業スペースが増えた。矢板や松くいなども置く。

 18日に開かれた開所式で、牟田社長は「災害時体制を拡充し、速やかな人員、資機材の活用で地域住民の安全安心につなげたい」とあいさつした。同日に大型土のう製作もあり、50個を約2時間で作り上げた。(森田夏穂)

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