九州電力は22日、玄海原発(東松浦郡玄海町)に従事する社員と協力会社の従業員約4千人を対象に、7月10日以降準備が整い次第、新型コロナウイルスワクチンの職場接種を始めると発表した。

 九電によると、玄海原発に隣接する玄海エネルギーパークを会場とし、同社の産業医と外部の医療関係者が携わる。1日当たり最大400人の接種を想定し、2回目の接種完了まで3~4カ月を見込む。川内原発(鹿児島県薩摩川内市)でも約2千人を対象に7月12日以降に実施するという。

 玄海原発では昨年4月以降、社員、請負会社社員合わせて計31人の感染が確認され、クラスター(感染者集団)も発生。4号機の定期検査が2週間遅れたほか、3号機の使用済み核燃料の貯蔵容量を増やす「リラッキング」工事にも影響が出た。(大橋諒)

 

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