就職活動に向けて決意表明する建築技術・設計科2年の樋口晴風さん=多久市の県立産業技術学院

 多久市の佐賀県立産業技術学院で17日、2022年春の就職に向けた出陣式があった。慢性的な人手不足などを背景に企業からの求人は過去5年で最も多く、来春修了予定の2年生31人が希望の企業に就職できるよう健闘を誓った。

 学院によると、6月1日時点で県内外の企業から144件の求人票を受け付けた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響などがあった前年の同時期から35件増え、過去に求人がなかった建設会社などからも問い合わせがあるという。

 担当者は「昨年よりも数カ月早く採用活動を始めた企業もある。人手不足に加え、コロナの影響で採用を控えた昨年の反動もあるのだろう」と分析している。

 式では、池田積(つもる)学院長が「あいさつなどの応対や物事に取り組む姿勢を企業は見ている。強い意欲と行動力を発揮してほしい」と激励した。2年生を代表して建築技術・設計科の樋口晴風(せいふう)さん(20)=小城市=が「身に付けた知識や技術を力にして就職戦線を勝ち抜く」と決意表明した。

 学院生の就職率は現行の5学科制になった12年度以降、9年連続で100%を達成している。来春の就職に向けては、自動車工学科の8人全員が既に内定を得ている。(谷口大輔)

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