新型コロナウイルスの影響で活動が制限される東京五輪・パラリンピックの事前キャンプに関し、佐賀県は21日、「オリンピアンと佐賀で触れ合える一生に一度の機会。公開練習の場を設ける」と明らかにした。

 県議会一般質問で、江口善紀議員(県民ネット)の質問に答えた。田中裕之文化・スポーツ交流局長は「コロナ禍で、学校訪問やスポーツ教室といった選手と地元住民が直接触れ合う交流は難しい」と述べつつ、「さまざまな工夫を行うことで各国との結びつきをさらに深め、将来に向けた足がかりをつくっていきたい」とした。県民から応援メッセージを集めた動画を選手に届けることや、公開練習などを想定している。

 県スポーツ課によると、公開練習は選手と距離を置く形で導線を分け、指定のエリアで見学できるようにする。公開する種目は今後詰める。

 事前キャンプを巡って県は新型コロナの感染防止策をまとめたマニュアルを作成し、相手国との合意を進めている。県内ではフィンランドとニュージーランドの陸上競技のスタッフらが第1陣として7月10日に来佐する予定。(岩本大志)

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