新芽を見つけて喜ぶ東脊振小の児童たち=吉野ヶ里町松隈

体を大きく動かし茶もみに挑戦する東脊振小の児童たち=吉野ヶ里町松隈

真剣に「一芯三葉」を探して摘み取る東脊振小の児童たち=吉野ヶ里町松隈

 日本茶発祥の地とされる脊振山や茶の栽培について学ぶ茶摘み体験が17日、吉野ヶ里町松隈の茶畑で行われた。東脊振小3年生54人が、柔らかい葉を探して摘み取ったり、伝統の茶の手もみをしたりしながら地域の魅力に触れた。

 地元の日本茶アドバイザーの多良正裕さん(70)や老人クラブの22人が指導した。子どもたちは、葉が開いていない枝先の「芯」と、その下の3枚の葉「一芯三葉いっしんさんよう」を丁寧に手摘みした。「おいしそうな葉を見つけた」「たくさん採れた」などと声を弾ませた。

 茶もみでは、子どもたちは体を大きく動かしながら茶葉をこねて転がした。元石善(ぜん)君は「こんなに疲れるとは知らなかった。お茶をつくっている人はすごい」と驚き、多良星凛(あかり)さんは「だんだんおいしそうなにおいになった」と話した。

 同校の校歌では、臨済宗の開祖・栄西が茶を中国から持ち帰って育てたことが歌われている。多良正裕さんは「校歌の意味を学び、地元の歴史に誇りを持ってほしい」と期待を込めた。茶摘みなどは総合学習の一環で行われた。(森田夏穂)

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