講師の藤永勝之さん(左)から囲碁を教わる子どもたち=鹿島市生涯学習センターエイブル

講師が見守る中で対局を楽しむ児童ら

 鹿島市内の子どもたちの囲碁教室「ヒカルの碁鹿島スクール」(同市教育委員会主催)が、20年目を迎えた。本年度の開講式が19日、鹿島市生涯学習センターエイブルで開かれ、小中学生が基本を学んだり対局したりしながら地域とのつながりが深い囲碁を楽しんだ。

 同市は、平安時代の囲碁の名人「寛蓮」の出身地と伝わることから囲碁文化の振興に取り組んでいる。スクールは囲碁をテーマにした漫画「ヒカルの碁」にちなんで名付け、碁聖寛蓮顕彰会の藤永勝之会長らが講師を務めて実施している。

 初回は15人が参加した。囲碁の経験のある子どもたちは真剣な表情で対局し、最良の一手を考えながら碁石を打ち合った。初心者向けにルールの解説もあった。明倫小1年の柴田俊幸君は「面白かった。お母さんと勝負して勝ちたい」と話した。

 開講式では、藤永会長が「囲碁を通じてたくさんの人と友好を深め、助け合いの心を学び取ってほしい」と呼び掛けた。スクールは来年3月まで22回開かれ、段階に応じて上達を目指していく。

 市教委によると、スクールは本年度の20期を含めてこれまでに延べ684人が参加した。(中島幸毅)

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