松尾佳昭町長(左)から町民栄誉賞の表彰状を受け取った岩永義次さん=有田町役場

松尾佳昭町長(左)から町民栄誉賞を授与される岩永義次さん=有田町役場

授与式後、インタビューに答える町民栄誉賞第一号の岩永義次さん=有田町役場

 マスターズ陸上の長距離で三つの世界記録を樹立し、有田町の第1号の町民栄誉賞となった岩永義次さん(60)=同町下本=への授与式が21日、町役場で開かれた。長年にわたって活躍し、「鉄人ランナー」と呼ばれる岩永さんは「先輩や支援してくれた人に感謝したい。今後も精進し、記録を更新したい」とさらなる飛躍を誓った。

 岩永さんは高校から本格的に競技を始め、実業団などに所属し、国際大会にも出場した。33歳で故郷へ戻り、社会福祉施設職員として勤務しながら競技を続けている。昨秋、マスターズ陸上M60(60~64歳)クラスのトラック種目3000メートル、5000メートル、1万メートルで世界記録を更新した。

 授与式では、松尾佳昭町長が「度重なるけがにも決して腐らず、できることを地道に積み上げた結果。活躍はアスリートのみならず町民の励みになり、目標になる」とたたえ、表彰状を手渡した。

 岩永さんはあいさつで、40歳を過ぎて目標を見失いかけた時にマスターズ陸上で日本新記録を出した選手のことを知って挑戦を決意した経緯を紹介した。多くのアジア、日本記録を樹立して「いつかは世界記録をと思っていた」と振り返りながら、念願を達成したことを喜んだ。また、「今は故障気味なので、秋ごろから自分の記録更新が狙えれば。次の65歳以上のクラスでも世界記録を」と走り続ける意欲を示した。(古賀真理子)

このエントリーをはてなブックマークに追加