多久島文樹・NIE推進担当デスク(奥)の講話を聞く小城高3年生=小城市の同校

 佐賀新聞社による主権者教育の出前授業が16日、小城市の小城高であった。1、3年生約400人が、小城のまちづくりをテーマにした模擬選挙や講話を通して、投票で自分の意志を示すことの大切さを学んだ。

 模擬選挙では「住民の安全」「歩きたくなるまちの整備」「高齢化社会への対応」と別々の視点で訴える三つの政策提言を示し、生徒はそれぞれ賛同する提言を理由とともに考えた。「自然災害が多い中、人命を守るという政策は一番大事」「高齢者が多く、今後のことを考えると対策が必要」などの意見が上がった。

 同社の多久島文樹・NIE推進担当デスクは、3月の小城市長選で投票率が35・55%と過去2番目に低かったことを説明した。有権者に占める18歳と19歳の割合は2・3%にとどまることも指摘した上で、「皆さんの意見が取り上げられるために、意思表示をしないといけない」と政治参加の必要性を強調した。

 佐賀市から通う3年の板谷夏葉さん(17)は「選挙にはもともと興味があったが、小城がテーマの模擬選挙を経験して、次の佐賀市長選には必ず投票に行きたいと思った」と話した。(志垣直哉)

 ※後日、特集面で詳報します。

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