男性が避難経路を確認し、危険な箇所を見つける場面(県提供)

 佐賀県は大雨や台風などで災害リスクが高まる出水期に合わせ、備えを呼び掛けるアニメーションを制作した。昨年に続く第2弾で「平時の準備篇」と位置付け、前もってハザードマップの避難経路を確かめる大切さや、避難所に持参すべきものを紹介している。動画投稿サイトや会員制交流サイト(SNS)の広告として10月中旬まで配信する。

 動画は1分4秒の長さで、男性キャラクターが避難所に向かう際、手すりのない橋ではなく、より安全なルートを探す場面から始まる。避難のタイミングをあらかじめ決めて警戒レベルに応じた避難行動を取ることや、避難所に食料や水、マスクや薬など必要なものを持って行くようアドバイスしている。自宅に家族の食料や水、簡易トイレなど3日分以上を備蓄することも勧めている。

 県危機管理防災課は「若い世代にも防災に関心を持ってもらおうと制作した。災害を身近なものと捉え、物資の備蓄などを進めてほしい」と話す。

 第2弾の事業費は約200万円で、制作費と広告費が半分ずつを占める。第1弾の動画は18日から9月30日まで、109シネマズ佐賀(佐賀市)の全スクリーンで映画上映前のCMとして放映する。映画CMの事業費は約200万円。(円田浩二)

 佐賀県が制作した防災啓発動画「平時の準備篇」はこちら

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