手紙通し成長する2人

 横浜(よこはま)から山口へ引(ひ)っ越(こ)すことになった、小学4年生のえり。田舎(いなか)暮(ぐ)らしにも慣(な)れてきたある日、おじいちゃんから小さな畑をもらいます。はじめは悪戦苦闘(あくせんくとう)していたえりでしたが、しだいに植物を育てる楽しさに目覚めていきます。
 そんな楽しい日々のできごとを、横浜に住む親友のエミに手紙に書いて送ることにしました。やがてエミからも返事が返ってくるようになり、2人の文通がはじまりました。手紙の中で2人はたくさんのことを語り合います。家族のこと。学校のこと。そして、いじめが原因(げんいん)で引きこもってしまった、幼(おさな)なじみの「けんちゃん」のこと…。
 手紙をとおして、自然やいじめの問題にたくましく向き合う2人の成長を描(えが)いた一冊(さつ)です。電話やメールも便利ですが、手紙には心をこめて書くことで、自分の気持ちが相手に伝わりやすいという利点があります。あなたも気持ちを伝えたい誰(だれ)かに、心のこもった手紙を書いて送ってみませんか?
(司書ネットワーク課 山本 悠希江)

【ほかにもこんな本をおすすめ!】
▽紙ひこうき、きみへ
 野中 柊/作 木内 達朗/絵(偕成社)
▽オールカラーマンガ作文が上手になる
 中村 和弘/監修(ナツメ社)
▽毎日かんさつ! ぐんぐんそだつ
 はじめてのやさいづくり 1
 塚越 覚/監修(ポプラ社)

【図書館へ行こう】
 紹介している県立図書館の本は、皆さんが住んでいる市や町の図書館からも借りることができます。本の世界に触れてみてください。問い合わせは県立図書館、電話0952(24)2900。

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