西日本鉄道は17日、電車の回数乗車券の販売を7月末で終了すると発表した。福岡―長崎の高速バスの割引乗車券を8月から値上げする。新型コロナウイルス禍の利用者減少で業績が悪化しており、収支改善を進める。

 終了するのは普通回数券と通学用の回数券で、11枚つづりを乗車10回分の値段で購入できる。障がい者用の回数券は販売を続ける。

 高速バスは、往復や4枚回数券で購入した場合に運賃を割り引いている。福岡―長崎の往復で80円値上がりし4800円、4枚回数券で520円高い8900円になる。片道運賃は据え置く。佐賀県関係では福岡―嬉野で、往復・ペア乗車券が150円増の3600円、4枚回数券が200円増の6800円となる。

 福岡市内で記者会見した林田浩一社長は、政府が福岡県の緊急事態宣言解除を決めたことについて「(鉄道やバス利用者の増加を)当然期待するが、まずは安全安心の確保があってこそだ」と話した。

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